祭りを前に

【コミュ力】 という言葉がある もともとはコミュニケーション能力の略らしいけど

それとは別で ソーシャルネットワーク世代から飛び出した コミュニティ力

という意味合いの物がある。 

 

この言葉は協調性を無理強いする「空気を読む」や

人気度を測る「カリスマ性」ともまた違った意味で

個性を消して空気を読んだり 人気を獲得するためのキャラ作りをする能力ではなく

 

いわゆる「類友」の集まり方 

リアルソーシャルネットワークを構築する能力を意味している。

 

個人情報の発信と コミュニティの情報の受信 その情報世代の新しい能力

これは、小さなコミュニティで自分はどのような役割を持って存在しているのか

という まさに部落社会の構築性に似ていて 

そこに現代の社会性を見出した人たちが次々に小さなコミュニティに生活の基盤を移している

 

今回の祭りのメインスタッフの移住者達はまさにその 

リアルソーシャルネットワーク世代の先駆けで

それぞれに強く光る個性と それを分け合うコミュ力で マツリゴトのうねりを作っている

 

高知の「ヴィレッジ 〜モノと食と音が奏でる土日市〜 -」の際にもみられたこの 村意識は 

生きた社会のひとつのあり方であり 人と人とで作る新しい暮らしの価値だ

 

そんな日々をどれくらい贈れているのか 確かめるように尋ねるのである

「大きくなったら何になりたい?」