Vegetarianism

 

 

はじめて

 

ベジタリアン

 

という存在を知ったのは小学生の頃。

 

多分テレビで見かけたのだと思う

 

その頃は


「生き物だからかわいそう!食べるだなんて!」

という言葉を聞いて

 

ただの とんでもない好き嫌い。

と感じたのを覚えている

 

生き物の定義を「動物」と「植物」に分けて

動物は駄目な理由を考えてみたり

植物も生き物じゃないか!など

 

 

 

それから

スポーツ刈りの小学校生活を送る間

 

時々その小さな論争は

 

頭の中を刹那に駆け巡っては忘れられていった

 

 

 

それからしばらく経って

 

いい加減大人になった頃

今度は初めて本物のベジタリアンに出会った

 

あれは確か17歳ぐらいの頃で

とあるラスタなカフェのカウンターでの事

 

彼は店のお勧め定番メニューの

ジャークチキンやスパイシーから揚げを無視し

 

メニューには載っていないフライドポテト

を、ほお張りながら。

「沖縄だからってラードで揚げてないよな?」

などと訪ねていた

 

それから、彼と話した内容は

ここではとても書ききれないほど膨大な情報

 

残酷で恐ろしい食肉業界の話や

正しい日本人の日本食の話

 

 

それでも、次の日には牛丼を食べていた。

 

心に響かなかったとか

関心が無かったということは無い

 

食べ物になった肉がもったいない

とも思ったし、突然肉嫌いにはなれなかったのだ

 

 

続きはまた